総入れ歯

まずは保険診療の入れ歯をおすすめします。

副院長の相場隆広は、大学卒業後、当時「入れ歯治療日本一」と謳われた教授のいる岩手医大に大学院生として入局し、最先端の入れ歯治療を学びました。そこで得た知識をベースに、しっかりと噛むことができる入れ歯作りは保険の範囲内でできると考えています。はじめて入れ歯を作る患者さんには、まず手軽な保険診療の入れ歯をご提案しています。保険診療の入れ歯を試してみて、グレードアップしたいと思われたときに、自由診療の入れ歯やインプラント治療を検討されることをおすすめしています。

総入れ歯のお悩み

入れ歯の患者さんからよくご相談いただくのが、「痛い」「噛めない」「ズレる」といったお悩みです。

入れ歯に問題があるとき、見るべきところは大きく2箇所あります。入れ歯のベース(土台)となるピンク色をした部分です。このベース(土台)が歯ぐきに合っていること、とくに唇や頬、舌の動きを妨げないことが重要になります。口を自由に動かせないとそれが痛みにつながるからです。入れ歯の土台をしっかり作るためには、正しい位置での「型どり」が必要になります。

もう1つ見るべきところは全体の「咬み合わせ」です。人の口の形は千差万別です。そして、それぞれにもともとの歯の形や大きさも微妙に違ったり、噛み癖があったりします。その情報を加味して入れ歯を作らないと、うまく物が噛めなかったり、残っている歯ぐきに触ってしまい、痛みを感じるのです。

総入れ歯を装着して痛みを感じる場合、入れ歯の土台部分の形の不具合か、人工歯の咬み合わせが合っていないことが考えられます。「型取り」と「咬み合わせ」をしっかり調整することで、満足いただけるケースは多いです。

費用
保険適用(三割負担)で片顎1万円程

注意事項
食後や就寝前にはお手入(入れ歯洗浄)が必要です。あごの骨や歯ぐきが痩せて、入れ歯が合わなくなることがあります。